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金曜の夜の集まり。襟元に花を一輪さして、週末気分

  • 2016/04/06
  • ファッション
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  • YAZIUP運営
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左のラペルだけにある穴。これはいったい何だ?

ふだんは気にもとめませんが、スーツの上着、左のラペル(襟)だけ、上部にボタンホールのごとき穴が1つ開いていますね。中学生ぐらいの女の子が着る、同じような男仕立てのスーツ型フォーマルウェアがありますが、こちらの左襟には穴はありません。
ものの本によると、この穴、フラワー・ホールと言うんだそうです。

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花をさすための穴。だから、フラワー・ホール

フラワー・ホール、つまりは「花の穴」。
それでは、なぜ、「フラワー」なのか。
1930〜50年代のハリウッド映画を見ると、フレッド・アステアなんかが左胸に花を一輪さして踊っている場面に行き当たったりします。そうか、これですね。あれは花をさすための穴でしたか。

 

踊るニュー・ヨーク (Broadway Melody of 1940)Fred Astaire and Eleanor Powell (good quality)[youtube id=”DWW6QeeVzDc” align=”left” mode=”normal” autoplay=”no”]

 

 

立ち襟の服から開襟型への変化で消えたもの、残ったもの

これで納得しようとしたら、実は違うんだそうな。
いまのシングル・ジャケットが生まれる前、男の上着は、軍服や学生服のような立ち襟(詰め襟)の仕立てでした。当然ながら、あごのすぐ下に第一ボタンがあり、これもしっかりとめて着ます。
その窮屈さが嫌われたのでしょう、やがて開襟型の上着が生まれ、それとともに第一ボタンは不要になりました。このとき、右側のボタンは消えたのに、左側のボタン・ホールだけはなぜかそのまま残されたのです。

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中世ヨーロッパの騎士の心を受け継いだアメリカの男たち

中世のヨーロッパ、騎士たちは恋する女性に花束を捧げて跪き、求婚しました。これに対し、女性は言葉を発することが許されていず、「イエス」の場合は、その花束から花を一輪抜いて、騎士に返しました。
これはいまでも結婚式の風習として欧米で受け継がれていますが、1930年代、これを日常に取り入れ、左襟に花をさしてデートに臨むようになったのが、アメリカの男たちなのです。

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花一輪でビジネス・スーツをイブニングウェアに

こちら日本では、花などとんでもない。フラワー・ホールにつけられるのはもっぱら所属する会社の徽章の部類でしたが、最近はこれもすっかりすたれてしまいました。カード型の社員証が普及すると同時に、「徽章はダサい」という意識がはたらいた結果でしょう。

というわけで、提案。心楽しい週末を迎える金曜の夜の集まりには、左襟に花(もちろん造花ではなく生花)をさして出かけませんか。「キザ!」と言われようがどうしようが気にしないで。
一輪の花をさすだけで、ビジネス・スーツはイブニングウェアに生まれ変わります。

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