夏の帽子の楽しみ方

  • 2017/06/29
  • ファッション
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  • ファッションマジシャン◆ yutaka
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梅雨が明ければ夏です。

降りそそぐ太陽の日差し、夏祭りの熱気やビーチの開放感……

待ち遠しいですね。

そんな事を言っている私は寒いところで育っているせいか、実は暑さが苦手なのですが。とはいっても、夏の開放感とかワクワク感はわかります。こういう気持ちは年齢に関係なく持ち続けたいものですね。

 

そんな夏を盛り上げるアイテムとして、やはり思い浮かぶのは帽子ではないでしょうか?

帽子ですよね。

帽子しかないでしょう!

 

と強引に、夏の必須アイテムとして選んだ帽子のオススメをお伝えしていくというのが、今回のお話です。

 

大人の夏といえばパナマハット

大人の夏といえばパナマハット

パナマハットって、男なら一度は憧れる帽子でしょう。夏の日差しを受けた白いパナマハットは自分が似合うか似合わないかは別にしても、魅力的に感じるものです。

 

パナマハットとは、トキヤ草と呼ばれる植物の葉の部分を紐状にして編んだ帽子の事です。ちなみに起源はパナマではなく、エクアドルらしいですよ。

 

パナマハットはなんといってもその白さが印象的ですね。白さというインパクトがありますが、気負いせずにさらっと被りたいものです。さらに、白以外にもいくつかの色も選べるので、白過ぎるのが苦手だとしても、別の色で楽しむことができます。

ハットという形も良いですね。服がカジュアルでも、パナマハットを被るだけで品の良い大人の夏スタイルを作ってくれるのですから。

1つ持っておくと、夏の装いをぐっと大人っぽくしてくれる、大人が頼れる帽子の筆頭と言えるでしょう。

 

ハンチングだって、夏に活躍

ハンチング帽もまた、夏に使える帽子

ハンチング帽もまた、夏に使える帽子です。その名の通り狩猟用に使われた帽子ですから、アクティブな印象の帽子です。夏にぴったりですよね。

 

優雅に楽しむパナマハットとは対照的に、やんちゃに楽しむ時に活躍してくれる帽子です。夏ですから、素材も夏らしい麻などを選ぶと良いですね。

 

アクティブな印象の帽子ですから、もし落ち着いた雰囲気で被りたいのなら、着る服でバランスを取りましょう。襟付きのシャツを着るとか、スラックスを履くとか、革靴を合わせる、という具合に。

そうすれば、落ち着いた大人のアクティブスタイルが完成します。街中でも活躍してくれるのです。

 

マリンキャップという選択肢もあります

マリンキャップという選択肢もあります

正式にはグリーク・フィッシャーマン・キャップと呼ばれるこの帽子、過去には黒澤明監督(別注タイプらしいですが)や、石津謙介(元VAN社長)さんという、こだわり派の方々にも愛された帽子です。

 

名前の通り、ギリシャの漁師が被っていたのが起源の帽子で、現在ではヨーロッパ沿岸部の男性たちに愛される帽子です。

まさに海を感じさせる帽子ですからこれも夏らしい帽子ですよね。特にこの形は年齢を重ねた大人の顔に似合うのです。

 

ちょっと気分を変えて、カンカン帽

カンカン帽という帽子、年配の方ならご存知かと思います。日本では明治の終わりから昭和の始め頃までに、気軽に被られていました。最

カンカン帽という帽子、年配の方ならご存知かと思います。日本では明治の終わりから昭和の始め頃までに、気軽に被られていました。最近見るとすると、浴衣に合わせていたり、夏祭りなどでしょうか?

硬い麦わら帽子で、頭のてっぺんは平らになっています。

 

これも、クラシックながら夏らしい帽子です。英語ではボーターハットと呼びます。

こういう、いまではそれほど見慣れない様な帽子でも、さらっと被りこなしていると大人の余裕と洒落っ気を感じますよね。

 

上質にこだわってみる

帽子の高級素材といえば、例えばビーバーの毛

帽子の高級素材といえば、例えばビーバーの毛というのがあります。これはモストフォーマルである燕尾服に合わせる時の帽子に用いられていた素材です。現在では乱獲によって、シルクに変わりました。つまり、シルクハットですね。

現在では、モストフォーマルの帽子素材としても使われなくなってしまった程に、ビーバーは希少性の高い素材なのです。

 

こんな、ビーバーと似た様な希少性の高い素材が夏用の帽子素材にもあるのです。それがブンタール。とても軽くてしなやかな素材です。良質な素材はもう新たに生産されることはなく、素材屋さんなどの在庫にある限りと言われるほど希少なのです。

 

私も最近このブンタールで帽子をオーダーしましたが、とても軽くて通気性も良いので、既にいまの時期から結構な頻度で被っています。細かく丁寧に編まれているので、品の良い光沢感が夏の装いを大人っぽく格上げしてくれるのです。

 

この様に夏に帽子で楽しむのは良いものです。特に着る服の数が少なくなるので、こういった帽子などを加える事で装いはぐっと良くなります。

 

「自分には帽子は似合わないんだよ」

 

なんていうのは、単に似合う帽子に出会っていないだけです。似合う帽子というのは誰にでもあるものですから、ぜひ最高の夏の相棒を見つけてみて欲しいと思います。そういう帽子を持っていれば、さっと被るだけで一味違った装いを楽しめます。

もちろん、私の様なファッションアドバイザーにご相談いただければ、より良いものが見つかりますから、こういったアドバイザーによるサービスもご検討下さいね。

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ファッションマジシャン◆ yutaka
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