ギョウザ靴よ、去れ。せめて1足は「一生もの」の靴を

  • 2016/06/10
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靴は本来修理しながら長く履き続けるもの

「一生ものの道具」ってありますよね。例えば、オメガの腕時計。純正パーツが半永久的に保存されますから、適当な時期にメンテナンスを繰り返していけば、50年、100年と時を刻んでくれます。
メンズファッションの世界にも、そういうものがあります。革靴の本場であるイタリアの高級靴がそうです。履いて歩けば靴は徐々に傷んでいきますから、そのまま一生履くというわけにはいきません。でも、きちんと修理をしていけばずっと履き続けることができます。
これは英国でも同じで、良質な靴は、親から子へと受け継がれていくのですよ。

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イタリアの靴はなぜ長持ちするのか

日本では消耗品のイメージが強い靴なのに、いくら高級品とはいえ、イタリアの靴はなぜ長持ちするのでしょうか。その秘密は、伝統的な手縫いの方法をいまも受け継ぐ製法にあります。
手順は、①底と中底を縫い付け、②甲の部分を取り付けて再度縫うという複式縫い。グッドイヤー・ウェルト式と呼ばれる製法ですが、縫うのは手間がかかっても、修理が容易になります。
そうなんです、修理しやすい造りが前提になっているから、修理を繰り返しながら使い続けていくことができるのです。

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丈夫で安定感抜群。ただし、高価

グッドイヤー・ウェルト式で作られた靴は、丈夫で安定感抜群。適度な重さがあって、長時間歩いても疲れにくいという特徴があります。
ただ、欠点は高価なこと。イタリアではいまも高級靴はオーダーメイド中心ですが、職人による手縫いで20〜40万円。機械式でも10〜15万円します。これはもちろん現地価格。
最近は既製品を製造販売するメーカーも増えてきていて、日本で買うならこれということになりますが、それでも8〜12万円前後します。

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1足は「一生もの」の靴を

いくら何でもたかが靴にそんな金は出せないや。そんな声が聞こえてきそうですが、ものは考えよう。靴は「週休3日制」が原則ですが、12万円の靴を10年履くとすると、実働2080日ほど。1日あたりに換算すると、約58円という計算になります。途中の修理代を入れても、100円かそこらでしょう。思い切って奮発し、1足は持っていてもいいんじゃないですか。
街中には俗称「ギョウザ靴」のローファーがあふれていますが、これらは甲部と底部を接着剤で圧着する「セメント方式」で作られたもの。血統が違うんですよ。
ギョウザ靴を捨て、グッドイヤー・ウェルト式による「一生もの」の靴をぜひ。

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