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世界中ではエルサレム首都問題に警戒!原因や影響についてわかりやすく紹介

  • 2017/12/27
  • ビジネス
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  • 松村 昴
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エルサレム首都問題

米国・トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定したことがニュースになりました。日本ではそれほど大きな報道をされていませんが、実はこの問題は非常に大きな問題となっています。実際にエルサレムがイスラエルの首都になった場合、中東の情勢が不安定になること間違いないです。すでにパレスチナ側の抗議活動は広がっており、武力衝突も始まっています。日本では北朝鮮問題に注目が集まっていますが、世界では中東に目が向けられているのです。そこで今回は、エルサレム首都問題の原因や影響についてわかりやすく紹介していきたいと思います。

エルサレム首都問題
 

エルサレムとはどんな場所

エルサレムは中東にある都市であり、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地となっています。このエルサレムを巡って、イスラエルとパレスチナは争っているのです。イスラエルは基本的にユダヤ人であり、ユダヤ教徒が多いです。パレスチナは基本的にアラブ人であり、イスラム教徒が多いです。つまり、エルサレムは宗教が深くかかわっている問題なのです。日本人の感覚なら、お互いに尊重すればいいと思うことでしょう。しかし、自分たちの宗教のみが正しいと主張する原理主義者がいます。その結果、エルサレムという聖地を巡って争っているのです。
 

エルサレム首都問題の原因

そもそも、エルサレムを巡る問題の原因を作ったのはイギリスです。第一次世界大戦が勃発した際に、イギリスが「三枚舌外交」を行いました。簡単に言えば、ユダヤとアラブ、フランスにそれぞれ矛盾する約束をしてしまうのです。ユダヤ人とアラブ人には独立国家をつくることを約束し、フランスとは中東の分割統治を約束しました。イギリスが自分たちに味方するように仕向けるために行った「三枚舌外交」が、ユダヤ人とアラブ人の争いの原因となっているのです。

その後、ユダヤ人とアラブ人はパレスチナ分割を行うも中東戦争が勃発。しかし、イスラエルとパレスチナは、1993年にオスロ合意に至っています。しかし、結局この合意は果たされずイスラエルとパレスチナは敵対しているのです。そんな状態なのに、米国のトランプ大統領はエルサレムをイスラエルの首都に認定することを宣言してしまいました。これにより、パレスチナは反発し武力衝突まで起きているのです。

エルサレム首都問題の原因
 

エルサレム首都問題の影響

すでに武力衝突が起きているように、エルサレム首都問題は大きな影響を与えています。パレスチナとしては、エルサレムがイスラエルのものであると認めることはできません。それだけに、イスラエルの首都がエルサレムになった場合、イスラエルとパレスチナの和平は遠のくことは間違いありません。また、イスラエルとパレスチナの紛争が長引けば、中東の治安が安定しません。中東には石油産油国が多く、石油市場にも影響を与えかねないのです。

エルサレム首都問題の影響
 

米国の思惑と日本の対応

米国のトランプ大統領の思惑は、ユダヤ系の政治資金を得るための可能性が高いです。また、親イスラエルのキリスト教の支持層を取り込むためです。ちなみに、米政府はイスラエルのエルサレム首都認定は和平交渉に影響を与えないと主張しています。すでに武力衝突が起こっているのに、影響を与えないというのは滑稽です。

また、現在のところ日本は賛否を表明していません。これは、米国との関係性が大いに関係しています。日本は北朝鮮問題を抱えており、北朝鮮問題解決のためには米国の力が必要です。それだけに、日本はトランプ大統領の機嫌を損なうことはできません。だから表立って批判をすることができないのです。親米と呼ばれている国でさえ、今回のエルサレムの首都認定には反発しています。もしこのまま日本が関係ないふりをしていれば、日本の世界への影響力や信頼を失うことになるのではないでしょうか。

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松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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