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ミサイルを語るなら発祥の地ドイツのV2ロケットから

  • 2017/10/29
  • ビジネス
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ミサイルの誕生

ミサイルの誕生
今をときめくように注目されている弾道ミサイルですが、その発祥を辿ればあのナチス・ドイツに行き当たります。
フォン・ブラウン氏設計のV2ロケットと言えば、聞いたことのある人も多いかもしれません。
フォン・ブラウン氏は後にアメリカでアポロ計画に携わった事でも知られています。
V2と言うのは、報復兵器第2号と言うネーミングの頭文字によります。
実際に第二次世界大戦末期にドイツがイギリスとベルギーに向けて使用されました。
これが世界初の軍事用液体燃料ミサイルなのです。

・V2ロケットの歴史
1929年からドイツ人が宇宙に飛び立つために研究されていたロケットなのですが、1932年にドイツ軍によって兵器としての研究に方向転換したのです。
そして1934年になって、アグリガットシリーズA2ロケットの打ち上げに成功しました。
さらにA3、A4とグレードが上がり、1942年には宇宙空間への到達に成功、射程距離175キロの実用的なミサイルらしく進化していったのです。
V2はこのA4ロケットを実用的な兵器としたものなのです。

 

V2ロケットの戦果

V2ロケットの戦果
今でこそ地上からのミサイルによる攻撃は恐れられていますが、当時の戦果はそれほどでもありませんでした。
期待外れだったデメリット面は以下のようなものです。

・精度の低さ
やはり当時の技術では100キロを超える距離の標的に命中させられるものではありませんでした。

・コストの高さ
およそ4発を生産するのと爆撃機1機を生産するのが同じくらいでは、撃墜されない限り何度も爆弾を落とせる爆撃機の方が優位だったと言えます。
撃墜される可能性こそありますが、標的から外す可能性はかなり低くはなるのです。

・故障の多さ
大気圏からの再突入時の高熱と高圧に耐えられず暴発したり分解したりするミサイルの割合もまだまだ多かったのです。
もちろん以下のようなメリットもありました。

・奇襲攻撃
ある日突然、超高速でミサイルが飛んでくるのですから、迎撃も避難も出来ません。
これは日常生活に与える恐怖としては最大の効果のあるものでした。

 

ドイツの敗北を早めてしまった

ドイツの敗北を早めてしまった
V2ロケットがいくら効率が悪いとしても飛んで来れば大きな脅威でしたので、これに対しては発射地点を押さえるしかありませんでした。
そこでドイツ国内への侵攻を進めてしまう結果に繋がったとも言われています。
V2ロケットの前には報復兵器第1号として開発されていたV1ロケットがあり、これは爆撃機から発射される小型のものでした。
V1ロケットであれば正確に攻撃できるだけでなく、進入角度が小さいため爆風による被害をもたらす範囲も大きかったのです。
このような点からもドイツ軍部ではこのV1ロケットでの攻撃を進言していたものの、ヒトラーが大型兵器であるV2ロケットでの戦局打開を選択したとされています。
戦局打開の焦りからか結果、効果的な兵器開発に力を入れられなかった事で敗色を深めてしまった原因としてV2ロケットも挙げられているのです。

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