新入社員の年棒とプロ野球最高年棒を比べると賃金格差は拡大している

  • 2016/04/08
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2014年にトマ・ピケティの「21世紀の資本」がベストセラーになったが・・・

2014年にフランスの経済学者トマ・ピケティの「21世紀の資本」がベストセラーになりました。

この本でピケティが言いたかったのは、長期的にみると「資本収益率」は「経済成長率」よりも大きくなるということです。

つまり、給与所得だけの人よりも会社や土地や株式などを持っている資本家に、より富が蓄積され格差が拡大するということです。

そして、格差の拡大が社会や経済の安定を損なうと警告しています。

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アメリカでも日本でも確かに格差は拡大している

例えば、40~50年前と現在を比較しますと、アメリカでも日本でも確かに格差は拡大しています。

アメリカでは上位数%の富裕層が全体の3割~4割の富を握っているとも言われ、勤労者の所得に対して経営者の所得は何十倍どころか何百倍に拡大しています。

その結果、アメリカンドリームは崩壊したという危機感さえ生まれつつあります。

日本はアメリカほど格差は拡大していないにしても、勤労者と経営者の所得の差は拡大しつつあります。

また、特に、同一企業内に於ける格差の拡大が顕著で、経営者・管理職・正社員・非正規社員間の賃金格差は開きつつあります。

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新入社員の年棒とプロ野球最高年棒を比べると

例えば、今から約40年前の1977年の大卒新人の年棒とプロ野球の最高年棒は以下の通りでした。

大卒新人の年棒は約180万円・プロ野球の最高年棒は王貞治(巨人)6,300万円で、その差は35倍でした。

一方、今年の大卒新人の年棒は約350万円・プロ野球の最高年棒は黒田博樹(広島)6億円で、その差は171倍です。

只、現在でもプロ野球球団は巨人など一部の球団を除き黒字ではありませんが、親会社を含めると40年前よりも資本は格段に厚くなっています。

その結果、世の中の常識に合わせてプロ野球選手の年棒も上昇していると言えます。

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Rena Schild / Shutterstock.com

アメリカでは年棒数十億円の大リーガーや年棒数百億円の経営者も少なくない

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日本の10年先を行くと言われるアメリカですが、現在のトップ選手やトップ経営者の年棒は髙過ぎる気もします。

生涯賃金が2億~3億円と言われる一般勤労者に対して、1年で数十億円~数百億円稼ぐトップ選手やトップ経営者です。

その結果、アメリカの大統領予備選挙に於いても、格差の是正を訴える民主党のサンダース議員が善戦しています。

また、共和党では大富豪ではありますが、政治未経験ながら白人低所得者層から圧倒的な支持を得るトランプ氏がトップを走っています。

更に、世界でテロを拡大させる根底には、賃金格差拡大問題もあります。

暴力に訴えることなく、この流れる食い止めることはできないのでしょうか?

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