ブラック企業の営業マンに学ぶ?人を落とすセールステクニック

  • 2016/02/08
  • ビジネス
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最初は胡散臭いと見ていた

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恥ずかしながら筆者はかつて、詐欺まがいの事業を行っている会社に勤務していた経験があります。

募集内容に書かれた事業は大変に夢があり、それにコロッと騙されてしまって入社してしまったわけですが、中身は事業実体のない全くの出鱈目でした。

まわりはそんな会社を渡り歩いているような面々ばかりで、まっとうな会社員の世界しか知らなかった私は、実に呑気にもちょっとそんな面々を面白い、などと思ったりもしていました。

ところが、こんな連中がびっくりするような営業成績を上げるのです。

最初は胡散臭いと見ていた私も、いつしかこのやり方は真っ当な営業の世界でも使えるのではないか、と思いはじめていました。

 

 

商品は空気

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その会社では外回りの営業は一切しません。もっぱらリストを元に電話をかけまくるか、既存の顧客から紹介されて多少、話を聞いてみようか、という客からの電話のみで契約までこぎつけます。

金額は最低でも50万円から数千万円まで。一回も客と会わずにクロージングまで持って行く場合が大半でした。

そして販売している商品は中身の全くない、実体のない事業です。それらをさも存在するかのように客に思いこませてお金を支払わせてしまう、投資させるというものでした。本当に空気を売っているようなものといえばよいのでしょうか。まさに究極の営業です。

 

 

驚くほどの寡黙

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こんな会社でも驚くほどの成績を上げる営業マンたちがいました。

聞けば前職はみな、似たような怪しげな会社を渡り歩いてきているような人たちばかりでした。(何とか牧場とか○○ウェイとかですね)彼らの営業トークに共通していえるのは、みな声のトーンが非常に落ち着いている、ということです。

売りこもうと饒舌になったり、多弁になったりということは一切ありません。電話を聞いているとほとんど相槌を打っているか、穏やかに笑っているくらい
です。

そしてここぞというタイミングで、簡潔にわかりやすく、少し物足りないくらいで説明をします。

最初は何故、こんなやり方で、高額で実態のわからないものに投資するのだろうと思いました。でもここに答えがあったのです。

 

 

ポイントは会話

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落ち着いたトーン、詳しすぎない説明。これらは全て相手に話をさせる、疑問を抱かせて質問させるための手段だったのです。

客は実は営業マンの話している内容に納得して金を払っているのではなく、会話を繰り返すことで勝手に客が理解を深めていき(この場合は誤解を深めてしまっているわけなのですが……)、最終的に納得してしまっているというわけなのです。そう、成約への最大のポイントは製品や契約内容の説明の旨さや正確さにあるのではなく、いかに相手の話をよく聞き、相手の考えを汲んであげる事ができるか、にかかっているのです。

 

 

本当はもっともっと細かいテクニックは存在するのですが、文字数の都合上、今回はここまでです。

ちなみに筆者は契約を一本も取ることができずにこの会社を退職しました。でも、なかなか見る事のできない、ある意味究極の営業のテクニックを見る事ができたのではないか、と今でも思っています。

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