オヤジになったらこんなビジネス本を読め!

  • 2017/08/08
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オヤジは流行りものでなく王道のビジネス書を読むべき

オヤジは流行りものでなく王道のビジネス書を読むべき
世の中には無数のビジネス書で溢れていますが、基本的には表現方法の違いだけで、そのハウツーは、本質的に数種類しかありません。そして、ここで紹介するのは、古典的であり王道的なビジネス書です。古くから存在する名著から学び取って若い世代との差を見せつけましょう。

 

君主論/マキャベリ

君主論マキャベリ
多くの訳書が出ている名著
もともとは戦争における兵士や民衆の統治術に関するハウツーですが、人の上に立つ者として絶対に知っておくべき「人間の本質」を理解するうえで非常に役立ちます。

「大勢の者を管理する」「組織を統治する」といった現代のマネジメントにおいては、様々な手法が登場していますが、マキャベリの君主論は、普遍的な「人間の本質」が元になっているためか、今でも全く色褪せず、非常に現実的で実用的な方法論が書かれています。

経営者のための、従業員マネジメントに活用されるイメージが強いかもしれませんが、元々は「国家の統治」に関するハウツーであるため、読んだ後、自国の政治が正しいかどうかを計る一つの判断基準が得られ、政治ニュースを見る際の「視点」を持つことが出来ます。

 

孫子の兵法

孫子の兵法
孫武によって書かれた兵法書、いわゆる「孫子の兵法」は、経営者やマネジメント層で働くビジネスマンで知らない人はいないかと思います。「孫武」紀元前500年ごろの中国で、呉の国王に仕えた軍事思想家です。基本的には「13個の原則」で構成されているため、原本の文字数は意外に少ないものの、無駄な項目は一切ありません。世界のトップ経営者たちや現代の戦争における指揮官にとってバイブルの様な存在です。

もともとが戦争に勝つための方法論をまとめたものですが、ビジネスの場でも非常に役立つ教えが多いのも特徴で、例えば「部下が命令に従わない場合、命令を発した上官の責任である」などは、「最近の若い奴は使えない」とぼやく中間管理職にとっては必読の項目です。また、「戦わずして勝つのが最上」と、可能な限り資源(人、モノ、カネ)を失わずに目的を達成する(利益を得る)ことが最上との考えも、利益率を考えずに見かけ上の売上のみを追うことに慣れてしまった人は必見の項目です。

 

「原因」と「結果」の法則/ジェームズ・アレン

「原因」と「結果」の法則
19世紀にイギリスで活躍した、ジェームズアレンの名著で、現在出版されている全ての自己啓発書のネタ本とも言える本です。実は著作権料を放棄しているという点でも珍しい作家です。

この本の中では、原則として「環境が人を作る」「環境を変えることが重要」ということを強く主張していますが、さらに多くの人は、自分の慣れ親しんだ判断基準を用いて「さらに甘い環境」へと変えてしまいがちです。彼は本作で、この様に「環境すらも自分自身が選択している」ということを指摘しています。

また、自分自身が変わることの重要性についても説いており、現代の自己啓発書は、「こうすれば相手をコントロールできる」といった類の方法論が多いのに対し、アレンの主張は、「自分自身の視点を変えることで世の中の全てが変化する」という発想を用いているのも特徴的です。

無数の自己啓発書ブームに埋もれそうになったオヤジが最初に読むべき必読書です。

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