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三菱が開発した日本産ジェット機はあり?世界中を飛び回ることは可能なのか?

  • 2017/06/29
  • ビジネス
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初の国産ジェット機MRJのその後

三菱航空機が主導で開発製造した小型ジェット機「MRJ」

国産航空機と言えば、約半世紀前にプロペラ機YS-11の登場で国内が湧きかえったものです。
それ以来となる国産航空機が三菱重工業の子会社である三菱航空機が主導で開発製造されました。
それが小型ジェット機「MRJ」で2015年に初フライトに成功してから2年目になります。
この初フライトをする前に既に国内のJAL、ANAの他にアメリカ合衆国の航空会社からも合わせて407機の受注を受けていました。
しかしながらその後、新たな受注は無く、特に欧州からの受注はこれまで全くない状況にあります。
三菱航空機としては2040年頃までに1,000機を超える販売をする計画であったのですが、その変更も余儀なくなれそうな状況におかれています。
このまま新規受注の見込みが立たなければ、いつまでも当初の販売計画にこだわっていても会社経営を圧迫する事にしかなりません。
2008年から取り組んでこれまで開発費だけでも4,000億円もの莫大な経費もかかっており、このまま受注が増えなければ債務超過も必至とされています。
この現状を取り巻く環境について触れてみます。

 

MRJの持っている課題

新たな需要をも掘り起こせなければ現実は厳しいかもしれない

・MRJの特徴
MRJは92人乗りと78人乗りの2種類で1回の飛行距離は3300キロ余りとなっています。
東京からだとマニラまで直行で行けることになります。
このようにアジア地域内や米国内の主要都市間を結ぶ航空機として需要が期待されているものです。

・世界のリージョナルジェット機
このような地域間を結ぶリージョナルジェット機の需要はこれからの20年間で5,000機は超えるものと試算をしているところです。
三菱航空機はこのうち半分の2,500機をMRJで受注しようとしています。
ただリージョナルジェット市場の現状は、ブラジルのエンブラエルとカナダのボンバルディアにほぼ独占されているのです。
この2社に割り込めない事には、受注の見込みも達成されないのです。
さらにこれからはロシアのスホーイ、中国のCOMACも新規参入の計画が浮かび上がっています。
市場自体は安定し需要こそあるとは言えますが、新たな需要をも掘り起こせなければ現実は厳しいのではないかともされています。

 

MRJの今後

MRJは今後どうなっていくのか

・型式認証はクリア
航空機の納品にはその前に型式認証と言う航空当局の安全性の審査に合格していなければなりません。
これは約2,500時間以上に及ぶ試験飛行をした上で400ものチェック項目をクリアしなければならない難しい審査であったが先日、取得には成功しています。

・売り込み戦略
2017年になってから三菱航空機はMRJをパリ航空ショーに展示するなどしてアピールしています。
しかしながら実績の無い新規参入の航空機を発注するだけのメリットを感じてもらえるまでにはなかなか至っていないようです。
まずは最初に納品が予定されているANAへの納入実績を積み上げることが新規需要の掘り起こしになりそうです。
初フライトも当初の計画から設計変更などで何度も延期され4年も遅れてしまった。
納品予定も計画が延期されるようでは、現在ある発注さえキャンセルされかねないのです。

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