アフィリエイトの基礎知識

小遣い稼ぎではなく仕事としてネットで稼ぐことができれば、おやじ世代からおじいさん世代になっても安泰です。それ以上に、スローライフやアーリーリタイアなどのかっこいい生活にあこがれてネットビジネスに参入する人が後を絶ちません。そして、多くの人が挑戦するのがアフィリエイトです。

単語くらいは聞いたことがあるでしょうが、アフィリエイトとは何なのでしょうか？

商品やサービスの提供者と購入者の間で販売促進活動をするのがアフィリエイターといえます。といっても、代理店や販売店のように販売自体を行うのではなく、あくまでも紹介をするだけ。一種の広告宣伝業者です。

アフィリエイトに登場する関係者は以下の４者です。

・販売業者…商品やサービスの提供者
・ASP…アフィリエイトサービスプロバイダ
・アフィリエイター
・購入者

アフィリエイトの流れ

・販売業者は商品やサービスをASPに登録します。その際、販売価格に対して何パーセントのアフィリエイト報酬を支払うかを設定します。
・ASPは独自に集めているアフィリエイターに各商品の紹介コードを発行します。
・アフィリエイターは扱いたい商品のコードを取得して、自身のホームページにリンクを設置するなどし、宣伝用の記事を考案のうえアップします。
・購入者はアフィリエイターの宣伝文で購入を決意し、販売ページへのリンクをクリックして購入します。
・ASPでは購入された商品の代金回収と発送を行うとともに、その商品が誰のコードを経由して売れたのかを集計し、販売業者が設定した率の報酬をアフィリエイターに支払います。

稼ぐ側からみた問題点は、いかにして自分のホームページに顧客を集めるかということです。PPC広告など有料の媒体を使ってサイトに誘導する手法もありますが、余程の上級者でなければ費用倒れになるでしょう。

また、その商品のアフィリエイトを行っているのが自分だけではない点も忘れてはいけません。報酬の高い商品、得やすい商品にはみんな群がります。

そのため、アフィリエイトを成功させるノウハウが掃いて捨てるほど出回っています。塾もあります。さらに、そうしたノウハウ商材をアフィリエイトすることで稼ぐ手法も一般的です。結果的に、情報商材分野のアフィリエイトはアフィリエイターから稼ぐためのものとなってしまう部分があり、なにかと物議を醸すこともあります。初心者は、いきなり高額なノウハウを買うのではなく、広く情報収集するところから始めるのが無難です。