5月高値は売っておけ
日本株も「セルインメイ」のアノマリーに従って

  • 2016/04/30
  • ビジネス
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  • のりき 夢丸
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そんなのただのアノマリー?

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株式投資は年の前半で勝負するものだということくらい、投資をやっている者ならだれでも耳にしたことがあるだろう。
欧米市場では「Sell in May(セルインメイ)」つまり5月に株は売っておけ、が合い言葉になっている。
実際、前年の秋に底打ちした株を持って次の5月に売る投資スタイルは、おしなべて毎年一定の成果を上げているという報告もある。
では秋に株を買うなら、それまでにキャッシュをしこたま用意しておかなければ!

 

 

5月は高値挑戦?それとも暴落?

まず「セルインメイ」は5月に暴落が来るからその前に売れという意味ではない。
いったん高値を取りやすい時期だから、少し売ってキャッシュにしておいたらいかがという、相場の誰かさんの親心みたいなものだろう。
どっちにしろ、欧米株の動きに引きずられて日本株もそう動いてしまう、というのが真相で、まるで近ごろのハロウィーンみたいなものか?
しかし市場というものは、みんなが同じ方向へ動くことで大きな流れが作られる。
ならば、これからの1か月程度で来るだろう「5月高値」でいったん利益確定しておけば、夏以降の投資を円滑に進められるというものだ。

 

 

日本株は試練の夏を迎える

直近の日本経済には、あまりよい話題はない。
今期の主要企業はどこも減益が予想されており、日経平均の下値は15,000円あたりでだいぶ固まったと言えども、上値は重い。
加えて今夏の日本は国政選挙を控えている。
与党の敗北はないだろうし、選挙の直前までは与党が国民に評判の悪いことはしないため、意外に株価は値持ちする。
しかしその選挙自体が材料出尽くしとなって、下落のきっかけになることもある。
今年の夏は予断を許さない。

 

 

キャッシュリッチで身軽なGWを!

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どん底で買いたくても、口座に現金がなければ一銭も買えない。
直近、日経平均は足早に17,000円前後まで戻してきたが、これ以上の上昇には相当のエネルギーが必要で、とてもスルスル登れる道ではない。
期待できる5月の高値もせいぜい17,300円程度か。
ならば今売って楽しいGWを過ごすもよし、まだ粘りたい人も17,000円から上はあまり期待せずにどこかで利益確定をしておこう。
厳しい日本市場の夏はもうそこまでやって来ている。

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のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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