日経平均とNYダウの値が交わるとき、何かが起こる

  • 2016/03/12
  • ビジネス
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  • のりき 夢丸
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2つの指数は常に連動していると言われるが……

日経平均とNYダウの指数が、現在ほとんど同じくらいの値、約17000辺りで推移している。
最初に断っておくと、この2つの指数を比べること自体には何の意味もない。
ところが市場では「日経平均の値がNYダウの値を大きく上回ると、良くないことが起こる」と、まことしやかにささやかれているらしい。

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そして今回は中国バブル崩壊か?

昨年の日経平均2万円回復時というのは、実は久しぶりに日経平均の値がNYダウを大きく上回った瞬間でもあった。
前回の明確な上抜けというのは、05年小泉政権での郵政解散後に始まる株価上昇時。それ以来08年リーマンショックによる暴落以降は、また常にNYダウが先行し、日経平均の値はそれに近づいたり、ちょっとの間並ぶだけで、高値付近で大きく上回ることはなかった。
そして前回の高値ではあのリーマンショックが、今回の高値でも再び悪夢〜中国発チャイナショック〜が襲ったというわけだ。

 

 

巡航速度のNYダウを追い抜くのはスピード違反?

20年、30年という超長期チャートを眺めるとよくわかるが、基本的にNYダウは何十年も一貫して上昇基調を続ける、世界でもまれに見る優秀な株価指数であることがわかる。
もちろん途中には幾度も暴落があるのだが、必ずそこは買い場となり、再び何年にもわたって上昇相場を繰り返す。だからバフェット氏のような株の大富豪を輩出しやすいのだろう。
チャートの形は、それ自体がまるで世界の株式市場の「移動平均線」にも見える。
それに比べて日経平均は、よくも悪くも「景気敏感」指数。
よい時にはとんでもなく買われるが、いったん悪くなるとだれも見向きもしなくなる。
だからNYダウの指数以上に買われるときは、きまって一度過熱感に満ちた天井をつけ、あとはきつい下落相場が始まる。

 

 

この先日経平均はどうなるのか

不確実な予想は避けるとして、過去の長期チャートから読み取れる傾向としては、今回のショック以降、日経平均は再びNYダウの呪縛の下に入り、容易には上抜けてこないかも。
しかし何年後か(オリンピック好景気?)にもし再びNYダウを上抜いてくることがあれば、そこは大きな売り場となるかもしれない。
単なる数字遊びと笑われるだろうが、そうやって歴史は繰り返すのである。

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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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