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バフェット銘柄を日本発で探すのは無理がある

  • 2017/07/24
  • ビジネス
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  • のりき 夢丸
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投資指南は数あれど

バフェット銘柄、バフェット信仰なるものの正体
先日あるサイトで「投資するならバフェット銘柄」という類の記事を読んだ。
まあ読むには読んだが、ものすごく消化不良だけが残って喉さえも通らない「駄文」だったことは指摘しておかなければなるまい。
隙間を埋めるだけとはいえ、こういうペケ指南がまかり通るから、日本では投資というものが残念ながら「いまいち怪しい」と勘ぐられてしまうのではなかろうか。

とにもかくにも、バフェット銘柄、バフェット信仰なるものの正体を少し暴いてやるぜ(いや、そんなことはしない)。

 

実はオジサンもバフェットが好きです

「バフェット本」とは
文句を言う前に少しだけイクスキューズしておくと、オジサンも投資を始めた頃に夢中になって読んだのがいわゆる「バフェット本」だった。
「超長期」「ホールド前提」「自分の得意分野」「集中投資」「企業価値」あたりがキーワードだと思うのだが、もうひとつ、あまり語られない大切なことがあると自分では思っている。
しかもそれが一番大きいのではないかという、キモだ。

それは後述するとして、くだんの記事というのは「持ち続けることで利益が利益を生むような株を探せ」という、わかったんだかわからないような内容で、誰が読んでも「そこからあとを教えろよ!」と激しく突っ込みたくなる感じ。
これで肩書きが「経済○○○スト」らしいから、このクソ暑いときにどんだけアコギな商売してるんだか。

 

少しばかり近視眼的になりつつある私たち日本

少しばかり近視眼的になりつつある私たち日本
そういうバフェット銘柄を今の日本で探そう、日本から生み出そうというのは、ちょいと無理がある。
とくに経営者が「どのくらい未来志向であるか」という点において、日本は世界のはるか後ろをトボトボと歩いている。
少なくとも100年に渡るビジョンを持って行動する優れた経営の会社がいま「株価低位であえいでいる」わけがなく、キラキラした値が株として光り輝くのは当然だ。

時代の流れが速まるに連れて、私たちの目に見える景色、情報はうんと「少なく」なった。
間違えないでほしい。電車の車窓といっしょで、速ければ速いほど見ずに捨てていくものが多くなるのだ。
やっとこさ見える自分の周りばかりが大切で、遠い彼方には興味が無い。
たとえそこに輝くものが落ちていようとも。

 

バフェット流のキモを早く教えろ

「アメリカ市場で勝負し、アメリカ市場を信じ続けた」ことでレジェンドになった。
はいはい、ごめんなさい。
お小言を言ったら余計にお小遣いくれなきゃいけないって言うからね。

オジサンが思うバフェット氏のキモとは、彼が「狙う市場を間違えなかった」ということ。
つまりオマハの賢人は「アメリカ市場で勝負し、アメリカ市場を信じ続けた」ことでレジェンドになった。
銘柄もさることながら、超長期で(今も)成長する市場を捉えたということだね。
これについては彼の著書でも語られる一節がある。
そこがアメリカだったことが幸運であり、それを信じたことが彼の彗眼だったのだろう。

そして、残念ながらここは日本なのである。

 

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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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