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オバマの賢人も読めなかった 10倍に成長する株選びの難しさ

  • 2017/05/18
  • ビジネス
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  • のりき 夢丸
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おなじみのイベントに信者が駆けつけ

W・バフェット氏率いる「バークシャー・ハザウェイ」社の総会。

毎年恒例となったある企業の「株主総会」が、今年もアメリカのネブラスカ州オマハで開かれた。
そうあのレジェンド、W・バフェット氏率いる「バークシャー・ハザウェイ」社の総会である。
この1年に1回のイベントに、4万人もの信者(株主)たち世界中から駆けつけ、バフェット氏のワンマンショー(数時間!)に一喜一憂し、飲み食いし、大笑いし、「ああ、バークシャーに投資していてよかった」と再確認して帰る、ただそれだけのイベントである。

ところが今年、総会でバフェット氏はちょっと思いもよらない発言をし、話題となった。

 

間違いをすんなり認めちゃうのがすごい

IBMへの投資では思うような成果が挙がらなかったという発言

その発言というのは
「IBMへの投資では思うような成果が挙がらなかった」
「(Amazonのような企業へ)投資する機会を逃した。失敗した」
という趣旨である。

バフェット氏の投資スタイルからAmazonやアルファベットのようなIT系企業が外れていることはよく知られている。
ちょっと毛色は違うものの、だから6年前にIBM株を買ったことは驚きをもって捉えられたし、また今回も「うまくいっちゃうんだろうな」と誰もが思ったはずだ。

しかし、結果はごらんの通り。
ライバルのAmazonらに水を開けられる格好でIBM株は沈黙し、お世辞にもよい投資案件とはいえなくなってしまった。

これに関しては副会長のマンガー氏も「私たちは(Amazonらの価値に)気がつけるほど賢いはずだったのに」と、乗り遅れたことを認めている。

 

自らの企業価値を1万倍に成長させても

自らの企業価値を1万倍に成長させたような人物でも見通すことができなかったAmazonやアルファベットの躍進ぶり。

1965年にバフェット氏が経営権を握った後、バークシャー社の株を買って持ち続けた人は、資産を1万倍以上に膨らませたといわれる(ごくまれにいらっしゃるらしい)。
そんな株式の巨人をもってしても、見通すことができなかったAmazonやアルファベットの躍進ぶり。
これはバフェット氏の失策というよりは、株式投資の奥深さを示すものだろう。

バフェット氏は著書の中で「扱う金額が大きくなってからは、それをうまく運用する先が限られてくるのは確かだ」と語っている。
巨象のような資金があっちこっちに動いたら、相場は大荒れとなり、図らずも自分が騒動の原因となる危険があるからだ。

 

次世代のバフェットを産む土壌はどこに

次世代のバフェットを産む土壌はどこにあるか。

いまやAmazonやアルファベットのような企業を創業当時から買い進めることができるのは、巷の個人投資家たちかもしれない。

あくまで
「その会社が何をしていて」
「どんな経営者が率いて」
「利益を生んでいるか(生む展望があるか)」
を理解できれば(バフェット氏がよく使う言葉)、若い投資家たちがこれから「テンバガー(10倍株)」をつかむことも決して夢ではないだろう。

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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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