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原油価格の予測がまっぷたつに分かれている

  • 2017/03/06
  • ビジネス
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  • のりき 夢丸
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生産者とファンドの言い分が正反対

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いまの原油価格の水準に注目している人、あまりいないでしょうね。
WTI先物で53、4ドルってとこです。

NYダウはといえば連日最高値を更新。世の中は話題についていこうと、大統領のツイッターを追いかけどおしだもんね。
でもこういうのを「嵐の前の静けさ」っていうんです。

確かにいま原油価格に大きな動きはないけれど、それは「買い方」と「売り方」のバランスが取れているから。
ポジション自体は、大きく、ゆっくり、確実に拡大し続けているようなんです。

→もう上がらないと思う現場の生産者がヘッジ売り
→いまだ上昇に賭けるヘッジファンド勢が買い

相場にとって、どちらか一方的に積み上がったポジションの巻き戻しほど、恐ろしいものはないのです。

 

一昨年もあった「意見の相違」

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なにが怖いのか。
ちょっと整理しましょう。

▼15年夏の1バレル60ドル回復局面では逆の現象が見られた

→生産者はもっと上がると思い、下落ヘッジをせず
→ファンドは「このくらいが戻りの限度」と思い、買い進めず
売りも買いもカラカラ状態。

ところが相場は60ドル台でいったん頭打ち、再び調整となり、生産者側だけががあわててヘッジ売りを積み上げ、下落→売り→下落→売りで、とうとう30ドル台へ暴落↓↓↓

それをふまえて、今回の50ドル突破局面を見ると、

→生産者はもうあまり上がらないと見て、下落に備えヘッジ継続
→ところがファンドは「まだ上がある」と見て買い増し

おととし夏とは逆のポジションで再び均衡(今度は売りも買いもパンパンに)しちゃったのだ。

 

不均衡こそ、投資のチャンス

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いずれにしろ、この両者の思惑が一致することはもうない。
どちらかが間違っている。
敗者は痛手を被り、価格は上下どちらかにハードランディングする。
暴騰するか、暴落するか、だ。
現在の50ドルが、70ドルか30ドルのどちらかに。

専門家は、このような異なるポジションが積み上がった場面は、絶好の投資チャンスとなる可能性が高いと見ている。

考えてみれば、OPECの供給削減で上がった原油価格に勢いづき、アメリカのシェールオイル企業が絶好調で生産中という、いかにもアンバランスな需給構図。
やはりどこかで価格の均衡が破れることになりそうだ。

そのきっかけとなるのは……あのオジサンじゃないだろうな、オイ。

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のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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