日経平均年末高値の展望 持たざるリスクが顕在化?

  • 2016/11/01
  • ビジネス
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  • のりき 夢丸
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数々の上値抵抗線を抜けてきた日経平均

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いま、日経平均が静かに高みへ動き出している。

夏に予想した記事「閑散に売りなし夏枯れ相場の高値はどこまでゆく|YAZIUP[ヤジアップ]」の内容通り、持ち合い相場はどうやら上に向かうと決めたようで、順調に、しかもしずしずと、今年最後の高値を取りにいっている。

さてその高値とはいかほどなのか。どこまで買ってもいいのか。
「あれ、ちょっと日本株持っておいた方がいいんじゃね?」と、お尻がうずうずしだした投資家のために、年末の日本株を展望してみよう。

 

 

物色は「負け組」の買い戻しから「勝ち組」の順張りへ

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これが単なる「リターンリバーサル」で終わっていれば、今回の上値抜けはなかったと思われる。
というのは、10月中旬までの日本株物色は、前半戦の負け組を再評価した買い戻しが主だったからだ。
その代表が「不動産」であり、「鉄鋼」であり、そして「銀行」株であった。

ところが4ー9月決算の時季に入り、トップバッターの安川電機はじめ大御所・日本電産など、業績にかなり明るい見通しを示す企業がチラホラ現れた。
株式投資は半分が「業績」を買う作業だから、これは一も二もなく投資家の買い意欲をあおる。
買い戻しが一巡しても、次に乗り込むちょうどいい「バス」を見つけたというわけだ。

 

 

過熱感は確かにある

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日経平均の日足チャートを見ると、今年は夏に大きな下押しがなかったため、あの「ブレグジット」騒動以降、常に右肩上がり。
途中、適度な息継ぎはしてきたものの、さすがに今度の高値は今年一番盛り上がる「節目」となる可能性がある。

いわゆる投資指標も、
▼RSIの70越え
▼騰落レシオの120越え
▼25日移動平均からの5パーセント乖離
などが重なり、お祭りのフィナーレまであと少しという感じ。

ま、騰落レシオの高値と日経平均の高値には、少しタイムラグがあるはずだから、まずは騰落レシオが130から140の「レッドゾーン」に入るかどうかを確認したい。
持っている日本株をどうするかは、そこで一度考えるとよいだろう。

 

 

上値めどはズバリ18000円

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それじゃあ一度利益確定すると決めたら、次は上値の水準感の問題だ。

夏の記事では日経平均「18000円」を大きな目標としてクローズアップしたが、今回もそこは同じ。
問題はいつ高値が現れるかだが、これは明日あさっての話でなく、もう少し先とみる。

ここまで日本株の安値高値のリズムが40日から50日をかけて形成されているから、前回高値9月5日から50日(営業日)として、11月の第2週が時間的なターゲット。
その日付付近の高値は、たとえ18000円に達しなくても、いい売り場となるだろう。

うまく立ち回れば、暖かいクリスマスをおくることができそうだ。

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のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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