閑散に売りなし夏枯れ相場の高値はどこまでゆく

  • 2016/08/21
  • ビジネス
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  • のりき 夢丸
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8月は暴落の季節なり?

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近年8月といえば、日本の株式市場がよく下げる時季として認識されている。
とくにここ3年ばかりは、お盆休みをはさんで日経平均が一気に1000円下がったり、また9月まで続いた下落相場のスタートになったりと、投資家にとって夏はあまりよい印象がない。
ただ今年は4年に1度の五輪イヤーでもあり、一方でカーニバル中なのに、他方で地獄を見るような暴落もないだろうと勝手に思いたいところ。
遅ればせながら、今年の夏相場はこれからが正念場になるはずだ。

 

下げにくく、上げにくい、困った日本市場

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さて、現在の日本市場はといえば、これがどうにも動けない状況。
参加者が少ないこともあって、売買が盛り上がらず、よって方向感も出ない。
これじゃあ毎日ニュースコメントを作る方も大変だろうよ。
上がらないのは、企業業績がそんなによくないことや、相場自体が高値付近で過熱感が出始めているから、また下げないのは日銀による「ETF買い」のおかげと見る関係者が多い。
日銀の買い一本で支えちゃう相場も、かなり怖いといえば怖い。
日銀が企業業績を見ているとは思えないし、買い上がる存在でもないし、この間隙を突く(売りに回る)投資主体がそろそろ現れてもおかしくない頃だ。

 

チャート上はもう一段の上げ余地あり

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さて今後、もし相場が上に離れたら、今夏の高値のメドはどの辺になるのだろうか。
日足チャートで見ると、日経平均は上昇局面の途中にいることがよくわかる。
安値を順調に切り上げ、移動平均線の上に位置し、適度に調整を入れながらの進行で、ここは確かに高いといっても売りづらい瞬間だ。
ただし、頭上には日足で最後の抵抗となる200日移動平均線が17200円あたりに通っているから、それ以上は辛そうに見えるが、200日線自体は横張っているのがミソで、一瞬なら抜けてくることもあり得る。
となると、200日線からの5パーセント乖離でちょうど18000円。
また7月安値と高値のN計算値から、17800円。
このあたりが、2016サマーラリーのターゲットゾーンだろうか。

 

閑散に売りなしの踏み上げに要注意

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一番の禁物は、少し上げて「なんとなく高値に感じる」ところを「空売りする」行為。
相場は予想するより、ついていった方が楽チン。
今はアルゴリズムの時代で、相場が一方向に流れてからでもまだ儲かる。
決して最初と最後に未練を持たないことだ。
もし日経平均18000円が高すぎるといっても、相場は生き物。世界の株価市場も好調だから容易に押し目はやって来ない。
行きすぎたり、やりすぎたりして、居心地のいい場所を探していくだろう。
暑い時季は決して相場で無理をせず、少し現金を増やして秋の底値をゆっくり拾うことにしよう。

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のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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