原油価格ふたたび40ドル割れ 半値押しは全値押し?それとも買い場到来?

  • 2016/08/06
  • ビジネス
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  • のりき 夢丸
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ちょうどよい商品価格はだれにもわからない

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足元で原油価格の調整が続いている。
今年初めにWTI先物で26ドルという安値を付けて以来、一貫して戻り歩調を強め、5月から6月には50ドル台を回復した。
安値時には「産油国の財政がピンチ」とか「原油価格の下落はリスクオフの証拠」などとはやされ、原油って安くてもあんまりいいことないんだと再認識させられたはず。
しかし価格が戻ってきた今はそんなことをいう人は皆無で、喉元過ぎればなんとやら。
原油の真の適性価格を探る動きが今日も続く。

 

 

相場の格言に従えば

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相場には数々の格言があり、またチャートの読み方にもさまざまな手法がある。
たとえばこんなものも。
「半値押しは全値押し」
押す、というのはご存じの通り、安くなること。
あるものの価格がいったん高くなったが、やや過熱して下がってきたときに、次に向かう相場の方向を差した言葉だ。

原油価格は安値26ドルから高値51ドルまで上昇し、そして現在下落して39ドル台にタッチした。
この間の上昇幅は25ドル、下落幅はちょうどその半分の12、3ドル。
まさに今、原油相場は「半値押しは……」のあとに続く言葉を探しているのだ。

 

 

みんなが注目し始めると相場は反転する

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格言では「半値押しは全値押し」なのだから、それに従えばこのあと原油価格は再び26ドルまで下落し、「いってこい」に終わってしまうのか。
一概にそう決めつけるのは難しいだろう。それにはいくつか理由がある。

▼株価下落の原因として「原油価格との相関関係」が指摘され出した
▼長期チャートで見ると、40ドル近辺に移動平均線が集まっている
▼みんなが注目し始めると、「どうにかしよう」の力が働く

NYダウは最高値付近に位置して好調だが、足元ではダウが下落した日に理由付けとして「今日は原油も安いからね」とコメントする専門家が増えた。
こうなると、市場の人間が原油価格を気にする→気にするから連動して動く→さらに注目が集まる、のループに入っていく。
そして最後は、「んじゃ、まずは原油価格をどうにか落ち着かせよう」という天の声?が発動されるというわけだ。

 

 

半値押しは本格上昇の第一歩

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大きくジャンプするためには、一度しゃがむ必要がある、というのも相場の格言。
よって相場が本格上昇する前段階として、この「半値押し」を歓迎する投資家も少なくない。
強気派にとって、半値押しこそ、上昇カーブに乗る「最終便」というわけだ。
コモディティといえばこの方、投資家ジム・ロジャーズ氏は最近「ここから原油をショートにすることは禁物だ」と発言したとか。
ともあれ、ここ数週間の原油価格の動きに注目したい。

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のりき 夢丸
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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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