聞いてないよブレグジット こうすりゃよかったリスク回避策

  • 2016/07/08
  • ビジネス
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  • のりき 夢丸
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こんなことになるとは思っていなかった日本の個人投資家たち

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再び歴史的な下げを記録した6月終わりの東京市場。正式離脱が決まるまで、ブレグジット問題はこれからも折を見て世界の市場を賑わすことになるだろう。
さて、個人投資家たちにとって、今回ブレグジットの分析以上に肝に銘じたいことがある。
それはこのイベント前後でなんらかのポジションを持ち、その上現在含み損をしこたま抱えている人(もしかしてあなた)が考えなければならないことだ。

 

 

なぜ間違えたのか

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この大イベントトをひと儲けのチャンスととらえて機敏に?動いた投資家は多かったと思う。
一見ブレグジットは、簡単な「賭け事」に見えた。世論調査も真っ二つに分かれていたのに、なぜか「簡単に答えがわかる」ような気がした。
そう、「英国がホントに離脱するなんてあり得ない」となぜか当事者でもない外野の投資家たちがタカをくくってしまったのである。
為替を見ていれば、前日にもおのずと結論はわかる、とのたまう解説者もいた。
当日日経平均が16400円に上昇すると「残留ですか」と微笑むキャスターもいた。

だが残念ながら彼ら全員、キレイサッパリ事の重大さを飲み込めていなかったのだ。

 

 

ではどうすればよかったのか

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ブレグジットは、ズバリ「ショートで入るしかない」戦いだった。
しかもこれは単なる結果論ではなかった。
まさかまさか離脱はないだろうの雰囲気の中、6月4週目に放送された幾多の経済番組で、敢然と「このイベントは危ない」と警鐘を鳴らすエコノミストを数人見かけた。
そのリスク回避法こそそれぞれ異なる手法(でも全員ポジションを明かしてくれた)だったが、彼らは異口同音に「なぜこれほど楽観視できるのかわからない」「少しでもいいからショートポジションを持つべき」と看破していた。

彼らの分析はこうだった。
つまり、英国が残留でも踏み上げられるショートなどタカが知れている。しかし離脱によって陥る暴落、混乱は、踏み上げ損の比ではない。
そういうときは、一も二もなくショートポジションで身構える。すでに大きなロングを持っている人はなおさらだ、と。

 

 

あのリーマンを教訓にできたのか

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マーケットは「常在戦場」。いつ何時でもこんなことが起きる。
英国では再投票の機運も高まっているようだが、これで結果がひっくり返ったらそれこそ「大英帝国」ではない。首相まで辞めさせておいて、今さら事の重大さに気づいても遅すぎる。
離脱へ向けた動きは粛々と進められるだろうし、おっつけ他の欧州各国もジワジワ外堀を埋めていくだろう。

遠く離れた東方の傷ついた投資家たちは、また今回のことを教訓にしなければならない。
以前にはリーマンショックもあったはずだ。だが再び傷ついてしまったとしたら、2度あることは3度あるの格言をしっかり心に刻んでおこう。

 

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のりき 夢丸
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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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