はたして意味があるの?米韓合同軍事演習の奥深さ

  • 2017/09/28
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合同軍事演習は脅威になる

合同軍事演習は脅威になる
北朝鮮がミサイルを打てばアメリカ、日本、韓国による合同軍事演習が行われるのはもはや日常茶飯事の様相を呈しています。
軍事演習の歴史は古く、18世紀に遡り19世紀にはその成果も顕著に戦果に表れるようになったとされています。
日本でも真珠湾攻撃に備えて何度も訓練をしたのが戦果に繋がっているのは確かなようです。
現在でも自衛隊として我が国単独で定期的に演習は行われています。
しかし、気になるのはやはり国家間をまたいでの大規模な軍事演習です。
その想像される経費の膨大さもありますが、まさに戦争前夜を彷彿とさせるような映像が飛び込んでくると心は穏やかにはなりません。
どうせ実戦には移らないはずとは思いながら、それでは何の為にやってるのか参考にはなるものでしょう。
ニュースにはなっていませんが、ヨーロッパなどでも世界中で合同軍事演習は行われています。
今回は恒例となっている米韓合同軍事演習の成り立ちや目的について少しだけ掘り下げてみました。

 

米韓合同軍事演習とは

米韓合同軍事演習とは
米韓合同演習は近場で行われていて結構、有名になりました。
実は1957年、米ソ冷戦時代に在韓米軍が核武装化した時点から始められているものです。
つまり米韓合同軍事演習はアメリカの核による威嚇と共に毎年のように行われてきたのです。
それが最近の北朝鮮によるミサイル騒動や水爆実験のおかげで対抗措置として頻繁に行われるようになったのかとも思われている感もあります。
ですからその成果を疑問に思う人も増えてきているのです。
軍事演習を実施する度に北朝鮮は反発してミサイルを打っているかのようにさえ思えてしまいます。
日本人はこれは北朝鮮の局所攻撃に対する予防の為のパフォーマンス、あるいは米韓の協調体制を国内外に向けて認識させる為の行動などくらいに思っている人が大半かもしれません。
しかしながら、年々その規模は拡大しており参加人数も今や30万人をゆうに超え、まさに実戦体勢に近づいていると言えます。
アメリカの思惑はおそらくは北朝鮮のみならずその先の中国、ロシアを意識したものへと変貌しているのです。

 

アメリカの狙い

アメリカの狙い
アメリカ的には朝鮮半島を韓国に統一してもらって中国、ロシアの体制に圧力をかけたいとは思っています。
だからと言って先制攻撃をかけられる時代でもありません。
韓国で軍事演習をすれば少なからず北朝鮮にとっても圧力となりますので軍事行動をせざるを得ないのです。
軍人を集める事になりますが、大体、農繁期に軍事演習をするものですから北朝鮮人民の不満も募ります。
こうして政治を揺るがそうともしているのです。
国際的にもアピールとなりますので、外貨を得るのも難しくなります。
たまらず攻撃を仕掛けてくれば反撃はしやすいものです。
北朝鮮の小さな攻撃を密かに誘っている行動が米韓合同軍事演習とも言えるのです。
これに対し、北朝鮮はアメリカの思う壺にならない為にもミサイルと水爆による大きな攻撃力を手に入れたがっているのです。

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