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無人軍用機は戦争を変える?

  • 2017/08/12
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オフィスへ出勤して戦争して帰宅する軍人

日本人にとって戦争といえば、72年前に終わった第二次世界大戦がもっとも身近なものでしょう。陸では、兵隊さんが小銃に銃剣を付けて弾雨の中を突進し、海では敵艦からの砲撃の中、狙いをつけて魚雷発射、空では周囲を囲む敵機をかわして機銃を発射するという、文字通り命のやり取りをしていたわけです。

オフィスへ出勤して戦争して帰宅する軍人

戦後生まれのオヤジ世代にも、特攻隊で散華した若い搭乗員の話や、戦艦大和の沈没から生還した乗組員の話などは伝えられています。あの当時は、人間魚雷「回天」や人間爆弾「桜花」といった、本来は無人であるはずの「弾薬」に将兵が搭乗して敵に体当たりする兵器まで登場しました。

しかし、時代が変わって、現在では本来パイロットが乗って移動する兵器である「航空機」が無人化しています。テレビゲームの世界では当たり前の無人操縦が、現実の軍隊で行われる時代に突入したのです。現時点では、補助的なものとしかいえませんが、理論的には早晩主流となってもおかしくはありません。

遠隔操縦自体は、誘導弾などで古くからありました。但し、あくまでも戦地において行われるレベルの距離です。ところが、現在の無人軍用機は遙か彼方の運用が可能となっています。早い話が、操縦担当者は平時と同様に内地にある基地のオフィスに出勤し、ディスプレイを見ながらスケジュールどおりに遠隔操縦すれば良いのです。

その間、昼休みには食堂へ行ってランチを取れるでしょうし、トイレに行くこともできるでしょう。そして、画面上の目標地点にミサイルを叩き込むスイッチを押し、帰投するための操作を行います。一連のオペレーションが終われば、勤務日報を書いてタイムレコーダーを打刻して帰宅する。そんな軍人ばかりになるかもしれません。日帰り出張すら不要な「日帰り戦争」です。

日帰り出張すら不要な「日帰り戦争」

できそうでできない?無人戦争

戦争の状況は目の前に設置されたディスプレイで確認できますが、そこは、生身の人間も兵器も見えない場所です。当然ながら、相手兵士の声も銃声も爆音も何も聞こえません。OLさんが文書をタイピングするのとまったく同じような環境で、戦争ができてしまいます。

そこでは、敵兵の数も戦車の数も、敵機の数も敵艦の数も文字通り「数値」でしかなくなります。一方的に安全な場所から相手の生命を失わせる行動ともいえるのが、無人戦闘機の運用であり無人爆撃機の運用です。

果たして、これが戦争のスタンダードになり得るのかといえば、難しいのではないかと考えられます。

まず、相手が見えない点が楽ではなくて、余計に苦になるとの見方があります。見えないからこそ想像してしまう地獄絵図です。死刑執行でボタン押しを担当する刑務官の苦悩に似たものがあるかもしれません。もう一点、戦場に赴いているわけではないため、特殊なオンとオフの切り替えが毎日行われることになります。ただのサラリーマンなら、家で子供に「今日は3件も契約を獲ったよ」と仕事の話もできるでしょう。しかし、日中に戦争をして帰宅する身として「今日は敵地を爆撃して100人は殺したよ」などといえるでしょうか。

できそうでできない無人戦争

また、一般のワーカー的な働き方となることによって、重労働になってしまう面が指摘されています。実機に搭乗するパイロットなら、過剰な勤務は避けやすいですが、デスクワーク的な遠隔操縦なら、もっとやれるだろうという感覚です。

さらに、アナログ志向のオヤジ的発想ともいえますが、最後は人間の目で五感で確認すべきものとの考えがなくならないでしょう。相手と戦う戦争であれば、余計にその感が強くなりそうです。これはに、無人であるが故の乗っ取りや暴走への警戒感も含みます。

無人機がスタンダードになるには、何かとハードルが多いようです。

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