いよいよ信用ならない「口コミ」という亡霊!?

  • 2016/11/20
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トランプ大統領誕生から学ぶこと

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Joseph Sohm /Shutterstock.com

よもやの結果に終わったアメリカ大統領選挙。
しかし、これを「よもや」と捉えた人々は、はたして何を根拠に今回の結果を「よもや」としているのだろうか。

アメリカでは、世論調査の正確性から調査そのもののあり方までが大問題となり、調査機関によっては謝罪、反省のコメントが出される異例の展開となっている。

世界はまだ就任もしていないトランプ氏の一挙手一投足に毎日右往左往している様子。
だが私たち庶民は、そんな暇があったら大国アメリカがなぜ未来を読み違えたのかについて、冷静に振り返っておくのも悪くはないだろう。

 

口から出る答えは人の本心ではないことも

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トランプおし、だった(あのキャスター含め)評論家たちによれば、「以前からネット上では相当トランプ票が健闘していたはず」だという。

ではなぜその流れが権威ある調査機関ではつかみきれなかったのか。
ひとつ大きな問題があったとすれば、調査手法の「古めかしさ」だろう。
電話にしろ街頭にしろ、実際に人々の口から発せられる回答を主な情報元にし、それを「鵜呑みにした」結果、ミスリードが起きたというのだ。

素人考えでは「ちゃんと人の口から実際聞いた声の方が信頼できる」気がするが、実はそうではなかった。

人間はやっぱり人間であり、老獪に「いくらでも本心をごまかせる」生き物なのである。

 

口コミの信頼度とは

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ひるがえって私たちの生活の中でも、いまや「口コミ」の影響力が無視できないレベルに達している。

「口コミ」とひとくちに言っても、
A 実際の人から発せられた「生の声」
B 「生の声」ではあるが、発表の場が無記名→ネット上など
この2つに分けられる。

アメリカの例を当てはめると、残念ながらAのケースは、我々の想像以上に、どこまでいっても信頼度に欠けるということになる。

ではBのケースならば、情報は(アメリカ同様)相当確度が高いといえるのか。
たしかに「人の口に戸は立てられず」だから、身分さえ明かされなければ、かなり真実に近い発言もされるのだろう。

しかしだからといって、私たちはネット上の声を丸々信じてよいものなのだろうか。

 

流されず、真ん中に立て

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人の心は、移ろいやすい。
A、Bどちらの口コミにも肩入れしすぎると危険だということくらい、だれでもわかっている(はず)。

しかし若者の半数がネットでニュースを聴取し、まとめ記事をお気に入りにし、テレビを信用せず、新聞を読まなくなった昨今においては、ネットと現実の情報を「二重取りして」「比較する」力が衰えているのも確か。

次の「世紀のミスリード」は、この国に起きることかもしれない。

情報という川の流れは、決してひとつではない。
安易に「どちらが正しい」と思うなかれ。

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のりき 夢丸
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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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