「代わりの目標を立てよ!」は部下をダラけさせるNGワード

  • 2016/11/13
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  • のりき 夢丸
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こんなとき、あなたならどうしますか?

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ある2つのプロジェクトチームAとBがある。

両チームとも、今度のコンペに向けて良い案を出そうとみんながんばっている。
そのコンペでは、よい案を出したチームに「その後の制作費を無料にする」という特典がある。
デザインが採用される上に制作費がタダなんて、提案側にとっては夢のような話だ。

ところが、だ。

Bチームだけには
▼提案内容によっては制作費の無料特典がなくなる可能性もあること
▼そのときはどこからか制作費を捻出する必要があること
この2点を通告した。

すると、どんなことがおきると思われるだろうか?

 

だから人間の頭っておもしろい

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アメリカで行われた最新の研究によると、この場合、

▼Aチームの成績の方が、Bチームの成績よりも明らかに良い

ことがわかったという。

つまり、目標達成に向かって脇目もふらずに進める環境にあるメンバーの方が、最終的に仕事の達成度が高いということだ。

「そんなの当たり前じゃん」と思ったあなた。
現代のビジネスシーンにおいて、「前提条件」もなく猪突猛進で解決できる問題など、そんなにいくつもあるだろうか。

これは一種の警鐘であり、人間の頭脳は、いくつもの条件を天秤に図っているうちに、本来目指していた方向を見失ってしまうのだ。

 

リーダーとして果たすべき役割とは

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実はこのケースで最も難しいのは、プロジェクトチームをまとめる立場にあるリーダーが、どうメンバーを導くかということ。

情報共有という名のもとに冷たい通告を全員に知らせるのか。
代替案に向けて、人員を増やす手配をさせるのか。

いや、どうもそうではないようなのだ。

ここでリーダーがベストの結果を得たいならば、プロジェクトのメンバーには「冷たい通告」を伝えずにおくのが、リーダーに求められる素養らしい。

しばらくはメンバーに集中して仕事に当たらせ、まずは最初の目標を全力でクリアーする方向を目指すのが正しいと、研究では結論づけている。

 

目標とは単なるお飾りではない

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その結果として目標達成が不可能だと、初めて気がつくこともあるだろう。
そこで初めてリーダーは代替案という進路をメンバーに与えるのであって、この指示の順番が今回の話題のキモになる。
最初から2案ありきでは、メンバーのやる気が分散して、進むものも進まないということだ。

「備えあれば憂いなし」は普通よい意味で使われる言葉だが、備えすぎは逆にプロジェクトの化学反応、推進力を鈍らせることもある。
リーダーたるもの、肝に銘じておきたい。

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のりき 夢丸
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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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