ビジネスマナーの第一歩は名刺交換。その作法は、明治の先達に学ぶべし

  • 2016/04/03
  • ビジネス
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名刺はビジネスマンの分身で、武器

学校を出て入社すると、まず自分の名刺が作られます。できあがった名刺を渡すとき、上司はたいていこう言うでしょう。「名刺はビジネスマンの分身だ。これから取引先の人などに会うとき、この分身が武器になる。

名刺を切らすことのないよう、名刺入れには常に充分な枚数を入れておきたまえ」

実際、初対面の相手とは、名刺交換が最初の大事な仕事になります。そのとき、妙に緊張して手が震えたりしたことが、10年20年とキャリアを積んできたあなたにも覚えがあるでしょう。

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名刺交換のルール。マナー書にはこう書かれている

そこでおさらい。初対面の相手との名刺交換には、どんなルールがあるでしょうか。

1)椅子に座ったままではなく、立ち上がって「はじめまして」の挨拶をし、続けて、自分の所属、名字を述べて名刺を差し出す。

2)名刺は、訪問者から先に出す。

3)名刺は両手で持ち、相手が見やすい向きにして、相手の胸元の高さで差し出す。

4)相手の名刺は右手で受け取り、左手をそっと添える。このとき、印刷されている範囲には指がふれないようにする。

ビジネスマナーの解説書のほとんどには、こんなふうに書かれているはずです。

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名刺交換が始まった明治の知識人はこう言った

ところが、日本人が名刺交換を始めた明治時代の文献を見ると、まるで違うことが書かれています。例えば、名刺の持ち方。

「名刺は拇指と人さし指の二本だけで持つべきこと。そして、拇指は名刺面の姓名の頭字にきっかりよく向き合い、その場所は頭字に対する一辺の真中であるべきこと」

これは明治の作家、山田美妙の『明治社交礼式』という本にあることですが、上記の一節の前には「名刺は水平に差し出すべきこと」とも書かれています。つまりは、名刺は指先が真っ直ぐ名前を指し示した状態で水平に差し出す。それによって、自分が礼儀正しい人間であることが暗黙のうちに相手に伝わる。山田美妙はそう教え諭しているのです。

これ、近頃のマナー書よりずっと本質をついていると思いませんか。

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名刺入れも、相手の印象を左右する重要アイテム

当然ですが、名刺交換のとき、名刺は名刺入れから抜き出すのが普通です。この名刺入れも大切なアイテム。相手が「できる人」なら、どんな名刺入れを使っているかもしっかり見ているはずです。

最近は名刺入れも多様化していて、デザインもさまざま。ルイ・ヴィトンやバーバリー、ポールスミスといった有名ファッション・ブランドの製品も人気を集めていますが、一番大切なのは「品位」。安っぽくて派手なものは相手からの信頼をそこないかねない、という原則を忘れないようにしたいですね。

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