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夏恒例、NHKラジオの「あの番組」に思うこと

  • 2017/08/03
  • ビジネス
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  • アントニオ犬助
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今年もあの番組の季節がやってきた!!

NHKのラジオ第1の番組「夏休み子ども科学電話相談」

「もしもし」「もしもし……お名前と住んでいる所、そして学年を教えて下さい」
NHKのラジオ第1の番組「夏休み子ども科学電話相談」、子どもたちの感じた身の周りの疑問に、大学の先生や博物館の学芸員さんたちが応えるというおなじみの番組。
毎年これを耳にして、子どもたちは夏休みであることを実感したりする、ああ……夏ですねえ。
そして、質問・回答ともに非常にユニークなものが多いので、機会があれば耳を傾けるようにしています。

しかし、この番組でよくあるのが質問者と回答者の間に認識の違いがあるケース。

質問者の意図はそうじゃないんじゃないか? というズレを生じながらも、回答者がズレを生じたまま押し切ってしまうケースです。

 

質問と回答がズレを生じたまま進行する

「どうして、トウモロコシの粒は縦にキレイに並んでいるんですか?」
例えば、こんな質問に対して回答は以下の通り。
「それは、実の元になる花が縦に並んでいるから。トウモロコシのヒゲみたいなのってあるでしょう? あれはヒゲじゃなくて雌シベ、それを辿っていくとトウモロコシの花があるんだけど、それが縦に並んでいるから実も縦に並ぶんだね」
……「◯◯くん、わかったかな?!」「ありがとうございました!!」

◯◯くん、とりあえず最後のご挨拶だけは元気が良かったのですが、まあ先生の回答を聞いている間の反応の不満げなこと。ラジオを聞いている犬助ですら、それが伝わってくるのですから、スタジオの先生方や進行役の方が、それに気がついていないはずがありません。
恐らく◯◯くんは、質問の意図が相手に正しく伝わっていなかったことに対して、不満を持っていたはず。にもかかわらず、あらかじめ用意した回答で押し切ってしまう先生たち。
まあ、大人の世界ですからね……。

 

それって、こんな回答を期待してたのでは?

本来質問の主としたかった質問とは

◯◯くんの質問の主としたかったのはトウモロコシの粒が「縦に」並んでいるところではなく「キレイに」という部分。
ですから◯◯くんの期待していた回答は、
「現在のトウモロコシは粒の並びがキレイになるように、品種改良をおこなったものだから。見栄えが良い方が農産物はよく売れるから」ではなかったでしょうか?
原種に近いとされるトウモロコシは非常に見栄えが悪いものですし……。

 

大人対大人でもよく起こること

この様な質問と回答のズレは、子ども電話相談室のような大人対子どもという場に限って生じるわけではありません。
大人同士の会話でもよく生じるもの、そんな回答を意図していたわけではないのにな? と思いながらも、会話が延々と続いてしまうケースはよくあるものです。

 

相手の意図をおもんばかることの重要性

相手の意図をおもんばかることの重要性

この場合気をつけるべきは、回答をする側でしょう。
相手の質問している意図を推測して確認を取った後に回答をしなければ、質問者と意識がズレながら延々と会話が続いてしまいます。それだけでなく、あの人は話が通じない。という、ありがたくない評価まで頂戴することになるかもしれません。

ですから相手の質問の意図を確かめるために、何を意図しているかという確認が必要となるということです。
こんな話は質問と回答という場合だけではありません。お互いの意図を確かめながら、会話は続けていくべき、でないと意思疎通などできるはずもないのですから。

まあ「夏休み子ども科学電話相談」の場合は質問者一人あたりの時間も決まっているでしょうから、そういうわけにはいかないのでしょうけれど、こんな基本的なことを思い出させてくれる、この番組はやはり貴重だな、と。

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