記事制作方針ガイドライン

まあ落ち着けよ、と言う前に

  • 2017/01/19
  • ビジネス
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  • のりき 夢丸
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そのなだめ方はちょっと待て

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朝イチあなたが出社してきたのを見ると、脱兎のごとくデスクに掛け寄ってきた部下が
「ひどいじゃないですか、係長!」
と噛みついてきた。

その怒りについてあなたは「ああ、昨日代わってやった商談の内容のことか」と察しはついている。が、とりあえず、
「んん、まあ落ち着けよ」
と声を掛けた。

しかし、部下は納得しない。
それどころか「落ち着けって、これが落ち着いていられますかって!」
とますますヒートアップ。

最近そんな光景が、あなたのまわりになかっただろうか。

 

抑えようとすると逆効果

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最近アメリカの研究で、こんなことがわかったらしい。

▼すでに十分体にストレスがかかっている状態から、感情を抑えることで乗り越えようとすると逆に失敗する

どういうことかというと、例えば前述の件で、
→怒りで体にストレスがかかった部下に
→「落ち着け」と感情を抑えるよう指示
→しかし逆に火に油を注ぐことになった

こうなってしまうことは、どうも自明の理だったらしい。

そしてこれは部下だけでなく、立場を変えれば係長だって陥る危険がある。

→気持ちを抑えて注意しているのに
→部下はノー天気でいっこうに感知せず「あ、すんません」程度の反省を口に
→係長、ついにドカーンと堪忍袋の緒が切れる

なんてこともあるだろう。

 

リラックスさせるより理解しよう

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怒りや悲しみを抱えた人々と対峙するとき、我々が真にすべきことはいったい何なのだろうか。

これがドラマだと
「なぐさめなんて、いらないよ」
「同情するなら○○○!」
というセリフが入るところだが、意外なことに、この方がよっぽどいい線までいっているらしい。
つまり、変な同情ならしない方がましということだ。

「まあ落ち着け」のような、感情を抑えろという他人からの指令には「自分を理解してもらえていないんだ」という気持ちが湧きやすい。

人間にとって、無視よりも悲しいことは無理解である、と言われる。それほど人から理解されないストレスは、人間の奥深くにグッと突き刺さるものなのだ。

 

まずは話を聴く、そして認める

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人間がこの手のストレス状態から、普通の会話ができる状態に戻るまでには小一時間かかるという。
ならば、その場を取りなすような小芝居はやめ、我々がすべきことは「傾聴」と「認め」の作業かもしれない。

話を「聞く」ではない。「聴く」である。
こちらの主張は後回し。まずはストレス状態の相手に十分吐き出させる。しっかり合いの手を入れる。

相手がしてほしいことは千差万別。予断を持たずにその後の対処にあたることだ。

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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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