筋トレ好きは要注意!うっかりドーピングを防ごう!

  • 2016/11/17
  • ボディメイク
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  • 加藤薩樹
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意図しない違反薬物使用ほど悲しいものはない!

オリンピックやワールドカップなど、様々なスポーツの国際大会が開かれる度に問題となるのが「ドーピング」です。つまり禁止薬物の使用問題ですね。

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意図的に禁止薬物を使うような選手に対して厳しい処分が下るのは当然のことだと思いますが、一方で悲しい…というか情けないのが、意図しないドーピング。通称「うっかりドーピング」です。

医学や生理化学の発達により、最近では様々な新しい成分が開発され、それと同時に禁止薬物の数もどんどん増えています。そのため、日頃飲んでいるサプリメントの中に、知らずしらずのうちに禁止薬物が含まれている場合があるんですね。

日頃筋トレに励んでいる元気いっぱいオヤジの皆さんの中にも、サプリメントを複数種類愛用している人は多いと思います。そして、いよいよ来年からコンテストにチャレンジしてみようかと計画している人もいることでしょう。

今回は、知っておかなきゃ結構ヤバイ!うっかりドーピングを防ぐ方法について解説していきます!

 

 

メチルヘキサンアミンに要注意!

禁止薬物の種類はとても数が多いのですが、中でも「メチルヘキサンアミン」という成分には注意が必要です。

メチルヘキサンアミンは主にプレワークアウトサプリとして使用される成分で、攻撃的な覚醒作用を得られる効果があります。もちろん全てのプレワークアウトサプリに含まれているわけではなく、海外製の一部のサプリに配合されているだけですが禁止薬物と知らずにコンテストや競技の試合前に使用してしまい、ドーピング検査で引っかかってしまうケースが多いのです。

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今年9月にもサッカーJ1のサンフレッチェ広島に所属しているある選手が、日本アンチ・ドーピング機構による薬物検査に引っかかってしまい暫定的資格停止の処分を受けています。チームからは「意図的な摂取を否定」する声明が発表されていますが、たしかに危険を犯してまで摂らなければいけないような成分ではありませんし、典型的な「うっかりドーピング」だと考えて間違いないでしょう。

他にも「ゼラニウムエキス」など、知識が無ければうっかり口にしてしまいそうな成分はたくさんあるのです。

 

 

禁止薬物を完全シャットアウトするには?

禁止薬物には風邪薬も含まれますから、正直なところ365日常に注意していなければならないというわけではありません。しかし、ドーピング検査が実施される可能性のある競技前や、コンテスト前にはどのようなサプリメントを口にするかは十分な配慮が必要になるわけですね。

禁止薬物を確実に排除するためには、まず当然のことながらアナボリックステロイドのような誰でも知っている禁止薬物は絶対に使用しないこと。そして、使うサプリメントはなるべくシンプルにするべきです。

例えばBCAAやグルタミン、クレアチン、アルギニン等、単独の成分で構成されている製品だけを購入し、複数の成分がワンパッケージになっている物は避けるようにします。また、製造元業者で禁止薬物が含まれる製品が取り扱われている場合は、製造過程での万が一の混入も考えられますからやはり避けるようにします。

最もオススメなのはWADA(世界アンチ・ドーピング機構)のチェック済みマークの入っているサプリメントです。トップボディビルダーの中には、サプリは全てこのWADA認定の物しか摂らないという人もいるほどです。

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コンテストに出場したり、公式な競技に出場する考えの無い人はあまり気にする必要はありませんが、しばらく経って体が成長し、気が変わってから後悔しても遅いですからね。今のうちからキレイな体でいるよう、心がけましょう!

この記事の作者

加藤薩樹
加藤薩樹
フィットネス関連の記事をメインに執筆させて頂いております加藤と申します。トレーニングテクニックやサプリメント等々、全て自分で実践しハッキリと効果を体感できた情報だけを皆様とシェアしていきたいと考えております。 体が変われば心まで変わります。そしてハッキリ言ってモテるようになります!私の記事が皆様の充実したオヤジライフの一助となれば幸いです。宜しくお願い致します。
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