いま、「抗菌・防虫グッズ」があぶない

  • 2016/10/06
  • ボディケア
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「消毒」は「殺毒」、つまりは「毒を殺す」

ドラッグストアやスーパーへ行くと、近頃やたらと目に付くのが「抗菌・防虫グッズ」のコーナー。いつの頃からか日本人は極度のきれい好きになり、菌や虫を「敵」と考えるようになったようです。「敵は殺せ」は戦争の大原則ですが、抗菌・防虫グッズ売場は、言ってみれば武器庫のようなものでしょうか。
「消毒」は「毒を消す」という意味です。しかし、黒板の文字を黒板拭きで毒を消すことはできません。「毒」と呼ばれるものの多くは生物で、だからこれは正しくは「殺毒」、つまりは「毒を殺す」というべきなのです。

224713477Alexandru Nika / Shutterstock.com

 

水道水で金魚が死ぬという現実

子供と一緒に縁日へ行き、金魚すくいでとった金魚を持ち帰ったことのある人なら、家の金魚鉢に入れた金魚が数日も持たずに死んでしまった経験があるでしょう。これは水道水が殺菌成分を含んでいるからで、その成分のために菌ならぬ金魚が死んでしまうのです。
水道水の殺菌成分は人が毎日飲んでも大きな影響はありませんが、それでは抗菌・防虫グッズも人間には無害かというと、そんなことはありません。抗菌・防虫グッズは、場合によってはそれを使う人間に大きな影響を及ぼすことがあります。

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「におわない靴下」は「菌を殺す靴下」

よく知られているのは、抗菌・防カビグッズがアレルギーの原因になるということです。一時期、「におわない靴下」が、中年以上のサラリーマンの支持を受け、大ヒットしました。靴下の臭いは自分だって嫌な気分がするものですから、これが解消できるとなれば喜ばれて当然です。
しかしですよ、それでは、「におわない靴下」はなぜにおわないのか。これは靴下に抗菌加工という名の殺菌加工がほどこしてあるからで、これを履けば臭いの原因となる菌は確実に死にます。菌が死ぬからにおわないのです。

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殺される菌の中には大事な常在菌もあり

ところが、人間は実際には「菌とともに」生きる生物です。身体には「常在菌」と呼ばれる菌がいくつも住み着いていて、人と共存しています。常在菌は主に人の腸の中で生きていて、その数100兆個。皮膚にもいて、こちらは1兆個以上とされています。これらの多くは、身体に侵入してきた病原性微生物の繁殖を抑えるなどのはたらきをしています。
「におわない靴下」は「菌を殺す靴下」ですが、菌を選ぶことはできません。菌の部類は一網打尽、ぜ〜んぶやられてしまいます。常在菌もやられます。だから、身体を殺菌すると同時に身体を守る菌も殺戮し、結果として化学物質過敏症招いたりすることがあります。
必ずそうなるわけではありませんが、要注意なのはたしかです。

 

足の臭いは、日々の工夫で抑えろ

皮膚の表面にたくさんの菌がいるように、人間だって地球の表面にとりついた菌のようなものです。つまりは、自然の一部だということ。
自然の一部であるからには、やはりできるだけ自然な暮らしをするのが一番。「におわない靴下」を履くよりも、日々の入浴や靴のメンテナンスで臭いを抑える工夫をするのが一番ですね。

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