BODYOPUSダイエット実践編!これで痩せないわけがない!

  • 2017/12/07
  • ボディメイク
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  • 加藤薩樹
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究極ダイエット「BODYOPUS」の概念

究極ダイエット「BODYOPUS」の概念

BODYOPUSの基本的な考え方や先んじて行うプレ・ダイエットについては既に前回お伝えした通りです。
BODYOPUSではローカーボによるケトーシス状態を5日間維持し、その後2日間のカーボアップを行います。これを繰り返しながら脂肪をどんどん代謝させ、減らしていくのです。

また、プレ・ダイエットでは脂質カットによる低カロリーダイエットを数週間行います。この時点で「簡単に落とせる分の脂肪」は片付けてしまいます。BODYOPUSはそこから先。更にカッコイイ体を確実かつ最速で作るための方法なのです。
 

プレ・ダイエット期間を終えたら…

プレ・ダイエット期間でスパッと一定レベルまで体脂肪を落としたらそのままの勢いでローカーボダイエットに突入します。BODYOPUSはここからが本番です。以下に説明する具体的な食事と筋トレ内容を参考にチャレンジ精神を持って頑張ってみてください。

確かにBODYOPUSは手軽な方法とは言えません。あくまでも筋力を維持・向上させながら玄人も納得の体脂肪率を実現するというガチ系と言えるダイエット方法です。

しかし、どうせやるなら確かな結果を手に入れましょう。「ちょっと痩せたね」くらいでは終わらせたくない人にとっては最適なダイエット法なのです。
 

月曜日~金曜日の食事と筋トレ

月曜日~金曜日の食事と筋トレ

●月曜日
摂取カロリー:平時の90%
炭水化物:ゼロ
タンパク質:30%
脂質:70%
脂質は中鎖脂肪酸と不飽和脂肪酸を意識的に多くとります。筋トレは上半身を鍛え、筋肉内にある筋グリコーゲンを減らすことを目的とします。可能であれば有酸素運動も実施しましょう。

●火曜日
摂取カロリー:平時の90%
炭水化物:ゼロ
タンパク質:30%
脂質:70%
食事レベルは月曜日同様です。カーボが枯渇しかなり苦しい体調となります。筋トレは下半身を鍛え、やはり筋グリコーゲンを枯渇させます。

●水曜日
摂取カロリー:平時の90%
炭水化物:10%
タンパク質:30%
脂質:60%
食事は野菜を少し食べる分くらいのカーボは許されます。脂質をエネルギーとして有効利用できるケトーシスモードへと体が切り替わっているはずですから体調は良くなります。筋トレは実施せず、有酸素運動だけを行いましょう。

●木曜日
水曜日と同じ食事と運動内容になります。

●金曜日
食事は月曜・火曜と同じとしますが、トレーニング前にリンゴ1個やサツマイモ1個程度の炭水化物を摂るようにします。
筋トレは2時間かけ全身をハードに追い込みます。完全にエネルギーを出し尽くすためのプログラムを用意しましょう。金曜日のトレーニング後には完全に筋グリコーゲンが失われた状態が望ましいと言えます。心身ともにここで限界を迎えるイメージです。
 

週末のカーボアップ具体例

週末のカーボアップ具体例

土曜日の朝、もしくは金曜日に早い時間帯にトレーニングを行った場合は金曜日の夜から24時間のうち、12回の食事を実施します。カーボアップ期間ですから当然炭水化物を多く摂りましょう。目安は除脂肪体重1kgあたり16gです。

4回目までの食事は液体で摂ります。カーボを多く含んだプロテインドリンクやスポーツドリンクを飲みましょう。

5回~8回目はGI値の高い和菓子や食パン、白米が適しています。脂質を多く含む洋菓子や菓子パンは避けましょう。

残る4回の食事は少し炭水化物の量を落としやはりGI値の高い食事とします。カロリーはほとんど糖質のみで摂り、脂質はゼロに近くなるよう設定します。

次に日曜日、もしくはカーボアップ開始から24時間~48時間の食事内容についてです。

この期間でも12回の食事を摂ります。4回目までは除脂肪体重1kgあたり1gの固形食、次の4回は除脂肪体重1kgあたり0.5gの固形食、そして最後の4回はkgあたり0.5gの液体を摂ります。

注意点としては果糖は可能な限り避けること。そういう意味では本来なら砂糖もダメですね(砂糖=ブドウ糖+果糖)。可能な限りブドウ糖や麦芽糖といった脂肪になりにくい糖質を摂るようにしましょう。
 

カーボアップを実施する理由とは

カーボアップを実施する理由とは

5日間のローカーボ期間と2日間のカーボアップ。これを繰り返すのがBODYOPUSの基本的な流れであることはご理解頂けたと思います。では、そもそもなぜカーボアップの期間を設けるのでしょうか。ローカーボ期間をもう少し長く、あるいはずっと続ける方がダイエットがスピーディーに進むのではないでしょうか。

まず、ローカーボ中はどうしてもインスリンの分泌量が低下するためにカタボリック、つまり筋肉の異化作用が進んでしまいます。ローカーボ期間が長いと筋肉が育たなかったり減ったりしてしまう可能性があるのです。

また、グルカゴンやコルチゾルといったやはり筋肉を分解してしまう作用のあるホルモンもローカーボ中には多く分泌されています。これをカーボアップ中に減少させマッスルフレンドリーな環境を作るというわけです。

その他、カーボアップ中には甲状腺ホルモンも活発化します。これによって代謝も復活するのです。

ただ、カーボアップしている2日間は体脂肪が減らないというとても大きなデメリットもあります。ですからインスリン感受性を高め、カーボが脂肪ではなく筋肉に働くよう工夫しなくてはなりません。

インスリン感受性を高めるにはαリポ酸が役立ちます。その他アルギニン、バナジウム、ビオチン、コロソリン酸等を摂取したいところです。

この記事の作者

加藤薩樹
加藤薩樹
フィットネス関連の記事をメインに執筆させて頂いております加藤と申します。トレーニングテクニックやサプリメント等々、全て自分で実践しハッキリと効果を体感できた情報だけを皆様とシェアしていきたいと考えております。 体が変われば心まで変わります。そしてハッキリ言ってモテるようになります!私の記事が皆様の充実したオヤジライフの一助となれば幸いです。宜しくお願い致します。
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