日々の増減に一喜一憂しない!正しい体重管理の方法とは

  • 2017/06/06
  • ボディメイク
  • 982view
  • 加藤薩樹
タグ

体重は毎日計るべし!だけど…

ダイエットに励んでいる人、筋トレを頑張っている人、どちらのタイプにしても自分のコンディションを計るための最も基本的な方法が「体重測定」です

ダイエットに励んでいる人、筋トレを頑張っている人、どちらのタイプにしても自分のコンディションを計るための最も基本的な方法が「体重測定」です。毎日同じ時間に同じコンディションで体重を計ることで、脂肪や筋肉の増減を細かくチェックしている人が多いんじゃないでしょうか。

私自身も毎日、欠かさず朝起きてトイレに行き、パンツ一丁の状態で体重を計り記録しています。これは外泊しない限り必ず毎日同じ手順で行っています。

ただ、特にダイエット中の方に理解して頂きたいのですが、体重の日々の増減に一喜一憂しないで頂きたいのです。体重は体脂肪の増減とは無関係に一日で数百グラム、多い時には1kg以上も変動します。人間の体はそのほとんどが水分である事は読者の皆さんもご存知だと思いますが、この水分は体内の塩分の状態やその他の理由でのむくみによって簡単に変わってしまうのです。

他にも腸の内容物の影響もありますから、ちゃんとしたカロリー管理をしていてもいきなり体重が数百グラム増えてしまう事など何も珍しくはありません。

今回は、体重の動きをきちんと認識するためのちょっとしたコツをご紹介したいと思います。体重が増える事によって本当は体脂肪自体は減少しているのにも関わらず心が折れ、ダイエットをやめてしまう人がいるのは本当にもったいないことなのです。

 

体重変動は「移動平均線」で知る!

体重変動は「移動平均線」で知る

体重は移動平均線で見るのが一番です。移動平均線というのは特定の日数の期間毎の平均を、毎日1日ずつずらしながら算出するもので、例えば●月5日の朝に体重を経ったら、●月1日~5日の平均値を出します。次に、翌日の●月6日は●月2日~6日の平均値を出すのです。

よく、1週間ごとの「塊」で平均値を出す人がいますがこれではデータの連続性が担保されないため大きなイベント(チートデイなど)の影響がデータにきれいに反映されなくなってしまいます。そこで、毎日1日ずつずらしながら計算する「移動平均」が便利なのです。移動平均線は投資家などが使う金融分析のための道具の一つですが、ボディメイクでも活用することができるのです。

 

アプリを使うのもいいよ。

最近ではスマホ用の体重管理アプリも多く登場しているので便利です。もちろん機能としては移動平均線の管理ができるものが良いですね。

最近ではスマホ用の体重管理アプリも多く登場しているので便利です。もちろん機能としては移動平均線の管理ができるものが良いですね。

少し視野を広げてみると、「日々の体重」・「日々の摂取カロリーとPFCバランス」・「日々のトレーニング内容」この三つを俯瞰的に確認できるような体制を整えておけば、自分の体や筋肉の変化。ボディメイクの進捗が滞った時の打破の仕方が分かるようになります。「記憶に頼るな記録に頼れ」という事で、データは正しく扱わなくてはならないのです。

最後に繰り返しになりますが、体重の1日の変化だけで一喜一憂しないように。体脂肪が減るとまずはその隙間に水分が入り込みます。すると体脂肪は減っているのに体重は減らないという「タイムラグ」が生じるのです。これは誰でも起きるごく自然な現象です。この水分は塩分を過剰に摂取しない限り数日で抜け、ここでいよいよ本当に体重が減るのです。

この記事の作者

加藤薩樹
加藤薩樹
フィットネス関連の記事をメインに執筆させて頂いております加藤と申します。トレーニングテクニックやサプリメント等々、全て自分で実践しハッキリと効果を体感できた情報だけを皆様とシェアしていきたいと考えております。 体が変われば心まで変わります。そしてハッキリ言ってモテるようになります!私の記事が皆様の充実したオヤジライフの一助となれば幸いです。宜しくお願い致します。
up 加藤薩樹
加藤薩樹

週間アクセスランキング

    ページTOPへ
    ページTOPへ